半沢直樹制作陣が集結!【映画『七つの会議』】Googleマップで見られる埼玉ロケ地特集

こんにちは! モリスギ!編集部のナナです。

お気に入りのドラマが終わると、録画で見返すもしくは関連作品を観たくなりませんか?

編集部ナナ
編集部ナナ
私はこの夏『半沢直樹』にハマりました。大和田常務に会えなくなって寂しい・・・

日本中を大フィーバーさせた『半沢直樹』は、編集部ナナも多分にもれず、ほぼリアルタイムで視聴して楽しみました。こんなに夢中になるだなんて、エンタメが心に及ぼす力は計り知れないですね。

そこで、『半沢直樹』チームが制作した映画があるとの情報をキャッチ。それが、2019年2月公開の映画『七つの会議』です。

さっそく紹介していきましょう!

映画『七つの会議』はどんな作品?

映画『七つの会議』は、2019年2月に公開された劇場用作品です。

原作は、『下町ロケット』『陸王』『オレたちバブル入行組』などの半沢直樹シリーズでおなじみの池井戸潤さん。中小企業と大企業、そして政府をも取り巻く現代社会の悪しき態勢にメスを入れて問題提起をする小説が多くのビジネスパーソンに支持されている人気作家です。

そして、映画をつくりあげる監督は、ドラマ『半沢直樹』を指揮する福澤克雄さん。群を抜く演出力と、複雑な心理描写を巧みなカメラワークで印象的に捉える手法が、多くのファンを心をつかんで離しません。

映画『七つの会議』の世界観をつくりあげる演者が、狂言界のプリンスかつ凄味のある演技力で唯一無二の存在感を放つ野村萬斎さん。そして、数々の池井戸作品を魅力的に盛り上げてきた超豪華な俳優陣がそろっています。

ドラマ『半沢直樹』でおなじみの香川照之さんは不動の営業部長役。しかめっ面で大声でゲキを飛ばすのは、大和田常務の姿と重なります。また、半沢でキャラの濃すぎる黒崎検事長役を務めた片岡愛之助さんは、バリバリ仕事をこなす男気あふれる営業一課の課長役です。

そして、半沢で渡真利役の及川光博さん。謎めいた行動をとる主人公八角の影で東京建電の不正が行われていないか調査します。緊張に弱く圧に屈するとすぐに吐き気をもよおす体質ですが、真実を明るみにするために動く真摯な役柄を好演しています。

日本人に問う、『働く事』の正義とは?

舞台は、東京の電化製品メーカー「東京建電」の営業部。自社の利益だけを求めた無謀な営業ノルマを毎月強いられています。月に一度の営業定例会議は、すべての社員にとってはまるで地獄のひととき。

営業部長の北川誠(演:香川照之さん)は、「結果がすべて」と言い張る体育会系の管理職であり、誰も彼に逆らうことは許されません。

しかし、そんな緊迫した空気の中、平気で居眠りをしてしまうひとりの社員。この男こそが営業一課の万年係長、通称「居眠りハッカク」こと八角民夫(やすみたみお/演:野村萬斎さん)です。

ノルマもなく、周囲が激務の中平気で有給休暇を取得するような社員。そんな八角に営業一課課長の坂戸宣彦(演:片岡愛之助さん)は、八角にパワハラ処分になるようなひどい言葉をあびせた結果、異動に。

八角が坂戸を訴えたのは、「東京建電」の不正を暴く序章に過ぎませんでした。八角はひとりで動き始めます。過去をつぐなうために、そして過去と同じことを二度と起こさないために。

孤軍奮闘する八角は、決死の覚悟で親会社ゼノックスに乗り込んでいきます・・・!

大組織を相手に、悪しき体質を変えるべく立ち向かう八角に、どこか不気味な表情に鳥肌が立ちつつも、ひとり孤独に正義を貫く姿に心打たれます。

同時に、同じ組織人として働く八角の同期北川には北川の正義があり、一組織の中で働くサラリーマンとしての苦悩と葛藤が伝わってきます。

ラストの、作品根底のメッセージを八角民夫が淡々と語りかけるシーン。背筋がぞわぞわしながらも、一縷の明るい希望に未来を託したくなるような終わり方でした。

『半沢直樹』ファンにはたまらないキャスト陣と演出でしたよ! つい半沢の作風と比べてしまい、ちょっと笑っちゃいました。香川照之さんは安定的に叫んでますし、顔が近い演出も頻出。
駆け引きをする顔の演技には、みなさんさすがの一言です。

編集部ナナ
編集部ナナ
半沢小ネタがアチコチに隠されているのも楽しい!

企業犯罪を問題視する社会派エンターテイメントがお好きな方は、ぜひともご覧ください。見応えたっぷりです。

Googleマップで、映画『七つの会議』の埼玉県ゆかりの地をみてみる☆


(※画像はイメージです)

映画『七つの会議』では主に関東地方で撮影が行われています。埼玉県でも複数箇所がロケ地として採用されました。

その中でも、東京建電社内の大規模セットは必見。埼玉県深谷市にあった元スーパーの建物内に造られたそうですよ。

また、どのシーンかはわからなかったのですが、行田市商工センターでも撮影が行われています。

そして、八角が淡々と語るメッセージ性の強いラストシーンは、さいたま市中央区保健センターの会議室で撮影されました。ストーリーで重要な役割の「ねじ六」の町工場も、さいたま市内だそうですよ!

公式Webページには、エキストラの記念撮影ページがあり、撮影日と各地のエキストラのみなさんの写真が掲載されています。写真から熱気ある撮影の雰囲気が伝わってきますね!

Googleマップ搭載、ストリートビューの使い方

Googleマップの「ストリートビュー機能」を使って、世界中の名所をめぐることができます。
使い方は簡単ですよ。

1.スマートフォンに「Google Maps」アプリをダウンロード
2.「Google Maps」アプリを開く
3.検索窓で目的地を検索
4.ヒットした地図の左下にある、反時計回りの矢印が書かれた小さな写真をタップ

この流れで、ストリートビューを楽しめます。
見たい景色を見るには、画面をスクロールしたり、拡大したりします。

地図上で見たい場所を長押しすると、赤いピンで指定されます。ストリートビューが見られる場所には小さな写真が左下に出現します。

「東京建電」社内は、深谷市の元スーパー跡地につくられた


(※画像はイメージです)

主要舞台である「東京建電」社内のセットは、深谷市の元スーパーマーケットの建物を利用してつくられました。

今は取り壊されて跡形もありませんが、当時はかなり賑わっていたのでしょうね。

<アクセス情報>
・施設名:(スーパーマーケット跡地)
・住所:埼玉県深谷市東方3307ー1

緊迫したラストシーンの場所は、さいたま市中央保健センター

ラストシーンは、地味な会議室で終わるのですが、ただただ胸熱です。
あの白熱した演技がはじまる前は、かなりの緊迫感が広がっていたのだろうなと妄想してしまいます。

<アクセス情報>
・施設名:さいたま市中央保健センター
・住所:さいたま市中央区下落合5-7-10 中央区役所別館1階
・参考ページ:さいたま市公式Webページ

行田市商工センターでも撮影

具体的なシーンは不明ですが、行田市商工センターでも撮影がされているそうです。

<アクセス情報>
・施設名:行田市商工センター
・住所:埼玉県行田市忍2ー1ー8
・参考ページ:行田市商工センター公式Webページ

まとめ

映画『七つの会議』は、すべてのビジネスパーソンに深く刺さる作品でした。

社会全体にこのままでいいのか?と問題を投げかけ、正義とはなにか?を一人ひとりに考えるきっかけを与えてくれます。

ひとりの正義だけではどうにもならないことがあります。しかし、組織において何が大切なのか同じ価値観を持つ仲間たちとならば、ひとつでも何かを乗り越えることができるかもしれません。

あきらめずに前を向いて生きる人達に力強く背中を押してくれたことでしょう! 『半沢直樹』の熱いラストとも重なって感動しました!

映画『七つの会議』は、Amazonプライムビデオにて配信されていますよ! ぜひ秋の夜長にお楽しみください。

※参考サイト

映画『七つの会議』公式Webサイト

・Amazonプライムビデオで鑑賞する方は
→ こちらから

※映画『七つの会議』で主人公八角民夫を怪演した野村萬斎さん。
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※ドラマ『半沢直樹』のロケ地記事はこちら。
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ドラマ『半沢直樹』編〜Googleマップで見られるドラマのロケ地特集〜



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