ドラマ『ルパンの娘』編〜Googleマップで見られるドラマの埼玉ロケ地特集

こんにちは! モリスギ!編集部のナナです。

今日のバーチャルロケ地特集は、ドラマ『ルパンの娘』です。
なんと、2020年10月15日(木)夜10時からファン待望の続編がスタートするんですよ!

前作はとても話題になっていたものの、私は観るタイミングを逃していました。ですので、動画配信サービス「FOBプレミアム」でしっかりと復習・・・これがとてもおもしろいのです!

キャラクター一人ひとりのあまりの個性の強さに、思わず笑ってしまいます。泥棒一家対警察一族という、リアルでは絶対にありえない設定と、おもしろおかしく真剣に表現した世界に引き込まれっぱなしでした。これぞエンタメです!

さて、続編を楽しむために、1作目の内容と埼玉ロケ地をしっかりおさらいしておきましょう。

ドラマ『ルパンの娘』はどんな作品?

ドラマ『ルパンの娘』は、2019年7月11日〜9月26日までフジテレビ系の木曜劇場枠で放送されました。ちょうど1年前のドラマなのですね。

原作は、作家横関大(よこぜき・だい)氏の『ルパンの娘』小説シリーズです。2015年8月26日に第一作目が単行本で発行、2017年8月8日に文庫化されたのをきっかけに、『ルパンの帰還』、『ホームズの娘』、最新刊『ルパンの星』と文庫本で発表。累計37万部にも及ぶヒットシリーズとなっています。

原作の映像化は作者としても賛否両論が問われるところですが、横関氏は逆に「いつか誰かに映像化してもらいたい」と願って執筆を続けてこられたとか。願いが叶い、最高のエンターテイメント作品となり、さぞかし喜びの絶頂だったことでしょう!

俳優のみなさん一人ひとりが、個性の強いキャラクターをとても魅力的に体当たりで演じておられます。

アニメのようなストーリー設定にも関わらず、遜色ない世界観をつくりあげる俳優やドラマの制作陣のみなさんには頭が上がりません。

さて、『ルパンの娘』は、代々泥棒一家の娘と代々警察一家の息子が恋に落ちてしまい、ロミオとジュリエットさながらの許されることのない恋愛を描くコメディーです。

ラブコメディーですが、胸キュンあり壮大なアクションあり、キャラクターの着るコスチュームや舞台美術の美しさも含め、全部が見どころ満載!

主人公三雲華演じる深田恭子さんの、昼の顔であるかわいらしいワンピース姿と夜の泥棒モードを美しいボディラインで着こなすレオタード姿のギャップには、特にためいきもの。

あんたが犯した罪、悔い改めな!

泥棒モードのドスの効いた声で悪党どもに叱責する“深キョン”。同性としても心からシビれまくりです・・・。

あとは、三雲華の母親役の小沢真珠さんの狂気じみた色気と派手さ加減や、三雲華の祖母役どんぐりさんのあっけらかんとした投げやり気味の関西弁にじわじわ感じるおもしろさ!

極めつけは、華の祖父役の麿赤兒(まろあかじ)さん、華の恋人であり刑事の桜庭和樹(瀬戸康史さん)の祖父役藤岡弘、さん。渋さとダンディが過ぎる所作やセリフにも関わらず、なぜか笑いがこみあげてくる不思議です。

ストーリーは本当にくだらないのです。でも中毒性をもたせてしまうくらいに魅力的な作品に変えてしまう秘密は、武内英樹さんが演出を担当されているからこそ。武内さんは、映画『翔んで埼玉』の監督でいらっしゃいますよ。おもしろい理由に納得です。

頭をからっぽにして観ると、たちまちに元気が出てくる作品です!

続編は、三雲華と桜庭和樹の事実婚がスタート!?するところからはじまります。さらには、名探偵役に橋本環奈さんが出演決定!

ますます華やかな役者さんがそろって、期待が高まりますね!続編を何倍にも楽しむために、1作目をぜひともチェックしてみてくださいね。

Googleマップで、『ルパンの娘』埼玉県ロケ地をみてみる☆

『ルパンの娘』の埼玉ロケ地は、飯能(はんのう)市三郷(みさと)市にありました。

1つ目は、主人公三雲華が普段仕事をしている「ひまわり図書館」。泥棒一家の娘として生まれましたが、泥棒が悪い仕事だと知ってからは毛嫌いしてカタギの仕事一直線の華です。

こどもたちに読み聞かせをしている華はまるで女神、おとぎの国にいるようです。

そんな華の普段のおとなしくて清楚なキャラクターのイメージのある「ひまわり図書館」の舞台が、飯能市にある「飯能市立図書館」です。
ガラス張りで天井が高く、光がたくさん入るとても素敵な図書館でしたね。

そして、2つ目のロケ地は、三雲華の幼なじみであり、世界を飛び回る伝説の美しき泥棒円城寺輝(大貫勇輔さん)と語らう花いっぱいの公園が登場します。

『ルパンの娘』ではさまざまな公園がロケーションに使われていますが、そのひとつが三郷市にある「みさと公園」です。3話と4話で登場していました。

シンボルツリーのような大きな木と芝生のある「自由広場」や大きな池。また、華の祖母を演じるどんぐりさんが手を振っていた大型の木製遊具がとても印象的でしたね。

Googleマップ搭載、ストリートビューの使い方

Googleマップの「ストリートビュー機能」を使って、世界中の名所をめぐることができます。
使い方は簡単ですよ。

1.スマートフォンに「Google Maps」アプリをダウンロード
2.「Google Maps」アプリを開く
3.検索窓で目的地を検索
4.ヒットした地図の左下にある、反時計回りの矢印が書かれた小さな写真をタップ

この流れで、ストリートビューを楽しめます。
見たい景色を見るには、画面をスクロールしたり、拡大したりします。

地図上で見たい場所を長押しすると、赤いピンで指定されます。ストリートビューが見られる場所には小さな写真が左下に出現します。

三雲華の勤務地「ひまわり図書館」の「飯能市立図書館」

飯能市は、のどかの風景が広がる地域というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?

その先入観を180度覆すような、見事なガラス張りの建物と木組みの内装の現代建築物です。

設計事務所を調べてみると、内装に使われているのは飯能が主産地の歴史ある「西川材」。地元のブランド杉材をふんだんに使用しているぜいたくな空間です。

磨き丸太をそのまま柱として利用しているのだとか。まるで森の中にいるようです。穏やかな華のイメージにぴったりですね。

雰囲気を味わうには、バーチャルでは物足りないかもしれないですね。埼玉県民のみなさんはぜひ訪れてみてください!


(※画像出典:飯能市立図書館公式Twitter

<アクセス情報>
・施設名:飯能市立図書館
・住所:埼玉県飯能市山手町19-5
・公式Webページ:飯能市立図書館

華が円城寺に悩みを打ち明けるミュージカルの舞台、三郷市「みさと公園」

華は、恋人の桜庭和樹が警察と知ってから心が大きく揺れ動きます。それを、密かに華に恋心を寄せる円城寺が、どこからともなく現れて華を支えるべく悩みを聞きます。

会話が急にミュージカル調?カラオケ調?になって視聴者は困惑。しかし、ローケーションが自然豊かでのどかなため、あまり違和感がありません。これが演出を手掛ける武内マジックなのでしょうか・・・。

季節はすっかり秋になりました。過ごしやすくなったので、コロナ対策をしっかりして、密を避け、実際にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

お子様がおられる読者の方は県内最大級の大型木製遊具「わくわくチャレンジ 冒険トリデ」に遊びに訪れるもよし、恋人同士でのんびりピクニックにくるのもよし。時間を忘れて穏やかなひとときを過ごせる公園ですよ。

<アクセス情報>
・施設名:みさと公園
・住所:埼玉県三郷市高洲3丁目地内
・公式Webページ:さいたまの公園「みさと公園」

まとめ

今回は、2019年のドラマ『ルパンの娘』のロケ地「飯能市立図書館(飯能市)」と「みさと公園(三郷市」をご紹介しました。

武内英樹監督の描くハチャメチャな世界観の中でも、埼玉ロケ地は“メルヘン”部門の担当でしたね。どちらの施設も、埼玉県民が多く訪れる公共施設でした。

リアルタイムで鑑賞していたみなさんは、「ここ知ってる!」となり、ドラマの存在がより身近に感じたのではないでしょうか。

わたくしごとなのですが、最後に少しだけ聞いていただけますか?

『ルパンの娘』最終回で、華の幼なじみ円城寺が歌って踊り、敵を撃退するロケーション。あれ?どこかで見覚えあるな・・・とデジャヴを感じたその場所は、編集部ナナが12年前に結婚式と披露宴をしたところだったのです!思わず大笑いしてしまいました。

この体験でわかったことは、ドラマのつくりあげるファンタジーと自身の過去のリアルが交錯して、なぜか作品に参加しているようなとても不思議な心地になること。 実際のロケ地に足を運んでいると、作品との距離がぐっと近くなるんですね。

「モリスギ!」では、コロナ禍でも楽しめる「バーチャルロケ地めぐり」を提案しています。ですが、リアルにロケ地の空気感を感じることで、よりドラマの世界観を体感することができます!

もし、実際に行ける距離であればぜひとも訪れてみることをおすすめします。その際は、コロナ対策はしっかりとしていってくださいね。

さて、壮大でハチャメチャに笑って癒やされる『ルパンの娘』続編を、今から心待ちにしておきましょう!

参考サイト:
『ルパンの娘』公式Webサイト

・『ルパンの娘』見逃し配信はこちらから
→ FOBプレミアム



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