【にゃんこのおすすめ】映画『キャッツ&ドッグス』シリーズ 悪役のボス猫から目が離せない!

こんにちは! モリスギ!編集部のナナです。

今回の「にゃんこのおすすめ」は、アメリカ映画『キャッツ&ドッグス』、『キャッツ&ドックス 地球最大の肉球大戦争』です。

にゃんこ
にゃんこ
アクション満載!犬も猫もめちゃくちゃカッコイイ!
悪党役がハマりすぎる猫。うっとりするほどかっこいい…
編集部ナナ
編集部ナナ

『キャッツ&ドックス』は、本物の犬猫が主役で、子供向けながらも本格的でかっこいいアクションが楽しめる娯楽映画です。

いちばんの推しポイントは、犬も猫も実にたくさんも種類が登場すること。ワンニャンワールドの魅力がこれでもかと詰め込まれています。

不思議に何度も観たくなる中毒性。その秘密は何なのか、さっそく紹介していきましょう!

映画『キャッツ&ドックス』シリーズはどんな作品?

『キャッツ&ドッグス』は、犬猫が大活躍する2001年に公開されたアクション&コメディ映画。9年の年月を経てパワーアップした続編『キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争』が2010年に公開されました。


(C) 2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. – – U.S., CANADA, BAHAMAS & BERMUDA (C) 2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED – – ALL OTHER TERRITORIES

犬アレルギーの新薬を研究するブロディー教授を狙う者がいた。そいつの名はMr.ティンクルズ。世界征服を企む邪悪な猫だ。新米エージェント犬ルーは、ブロディー家にペットとして潜入。仲間とともに人間を守るために戦うが…。
(C) 2001 Home Box Office and Warner Bros. Entertainement Inc. All rights reserved.

※文章引用:Amazonプライムビデオ『キャッツ&ドッグス(字幕版)』より

イヌとネコが果てしないバトルを繰り広げるなか、忍び寄る魔の手…もとい肉球。ならず猫と化した元エリート・エージェントのキティ・ガロアが、悪魔の装置によって、世界を我がものにしてしまおうと企んでいる。この非常事態に際し、ペット史上初めて手…もとい肉球を組んだイヌとネコ。はたして彼らは地球規模のキャットテロから救えるのか?
(C) 2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved

※文章引用:Amazonプライムビデオ『キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争』より

主役は、犬と猫をはじめとする動物たち。スパイとしての顔や悪党っぷりに、かわいらしさが満載! 動物たちの表情や仕草に3D技術を駆使し、人間くささが入り混じった演技が楽しめます。

※以降、ネタバレを含む感想が続きます。ご注意ください。

猫のヒール役がキマリ過ぎ。ファンタジーならではの猫の存在感にシビれる!

猫の一般的なイメージといえば

・自由奔放
・気まぐれ
・孤独
・自己中心的 など

こんなワードで語られることが多いですよね。

本作品シリーズの悪役は猫が担当。世間の猫の“尖った”イメージをより誇張させた、存在感ある“かっこいい”キャラクターに仕上がっています。

1作目でカリスマ的存在感を見せつけたMr.ティンクルズ。チンチラが好演。

具体的には、前作における猫族のボス、Mr.ティンクルズ。かつて猫用ペットフードのテレビCMキャラクターで、エレガントな猫として市民権を得た「チンチラ」が役を担当しました。Mr. ティンクルズが登場するだけで、傍若無人さをまとった姿に意味なく笑いがこみあげてきます。

ビジュアルは、悪党らしいいぶかしげな表情、鼻と口元のシワシワ加減。エレガントさゆえに醸し出される、頭でっかちな圧倒的な小物感。これはうるうるまんまるまなこを人間に向けて忠誠を誓う犬にはできない表情です。

かつてのナンバーワンエージェント、キティ・ガロア。高貴でスマートなスフィンクスが担当。

また、続編では寂しさをこじらせてしまった孤高の猫キティを、毛のない猫、通称ヘアレスキャットが担当。とはいえ、はじめから毛がない訳ではなく、とある事故で毛がなくなってしまったという悲しい裏設定があるのですが。

大きな耳と、細身でシワの多い繊細な体といったビジュアル。そして、なにかを見透かされそうなつぶらな瞳。このどこか気高い雰囲気は、カリスマ的な存在感を放っています。ボスという名にふさわしい。

事故で毛をなくしたという悲しい過去があるからこそ、おおっぴらには責められないのがまたいいところ。しかしですね、こじらせ度が激しすぎて逆にダークサイドに陥ってしまった闇落ち感が、まったく憎めないのです。

さらに、ボス猫たちの手下として働く猫たちの個性もまた、本当に豊かで楽しい。二足歩行で歩いたり、まるでニンジャのような素早いアクションをコミカルに魅せてくれるのも、猫という身軽な動物だからこそ成り立つかわいさ。

くどくどと説明していますが、自由奔放に動き回るかわいさは一目瞭然です。とにかく観ていただけると。

続編の魅力は、犬と猫のタッグ戦。種を超えた絆に涙…?

『キャット&ドッグス 地球最大の肉球大戦争』は、因縁のライバルである猫と犬が、人間が知らぬ間に壮絶なバトルを繰り広げる『キャット&ドッグス』の続編。

前作との違いは、仲間を裏切って世界征服を企てるワル猫キティ・ガロア(以下、キティ)を、犬と猫がタッグを組んで地球の危機をキティから守ること。

地球に、宇宙から人類を守るために結成された犬による秘密組織があった。「犬は人間の最良の友」という理念のもとに活動中だ。当面のミッションは、人類を滅亡し世界征服を目論む猫キティ・ガロアの行動を阻止すること。犬はもちろんのこと猫のスパイ組織をも脅かす極悪非道なボスだった。そこで犬と猫が手を組み、キティの野望を滅亡させるプロジェクトが決行する。犬と猫のドリームチームは、キティに立ち向かうことができるのか。(『キャット&ドッグス 地球最大の肉球大戦争』あらすじ)

警察犬として落第したディッグズ(シャパード)はひょんなことから犬の秘密結社のエージェントいスカウトされる。最高司令官ブッチ(ゴールデンレトリバー)とともに、キティとつながりがあるとされるハトから事情を聞き出すべく、跡を追うことに。

しかし、ディッグズたちの追跡劇をジャマする1匹の猫が現れます。問い詰めると、猫の総合機関「ニヤオ」のエージェントでありキャサリンと名乗る彼女もまた、悪党猫のキティを追っていると言います。

キャサリンの猫種は、気品あふれるロシアンブルー

人類を救うため、キティに目を覚まさせるために。同じミッションをもとに犬と猫が手を組み、ハトやネズミも加わって仲間として一致団結。わちゃわちゃと派手に戦うその姿は、愛らしくてかわいらしくて、頼もしい。

人間世界の裏で、動物たちが種を超えて力を合わせて戦っていたらと思うと、胸が熱くなりますね。

さらには、仲間がピンチのときに動物それぞれが苦手とする要素を、仲間のために乗り越えようとする姿にはうっかり感動してしまうかも。

泣き笑いの中で繰り広げられる動物たちの死闘から、子どもたちは「多様性」や「チームプレー」の大切さを学ぶでしょう。

名作のパロディ要素が秀逸

1作目の主犬公ルー、続編では出世した姿で登場!

『キャッツ&ドッグス』のおもしろさの要素。それは、世界的大ヒットの映画のパロディがところどころに散りばめられていること。

犬猫が暗躍するスパイ映画の世界観は、まさに『007』シリーズ。

他にこんな作品のオマージュも。

・ミッション・インポッシブル
・バットマン
・羊たちの沈黙
・ターミネーター2 など

クオリティも、アクションも、人間のヒーローたちに負けず劣らずの迫力。クスっと笑ってしまうのは、動物の表情がかわいらしいからこそ。

心底疲れているときにこそ、頭を空っぽにして癒やされてください。

映画『キャッツ&ドッグス』まとめ

続編の主犬公・ディッグス。警察犬と言えば、きりっと凛々しいシェパードですよね

これまで猫が登場する映画やドラマ作品を、10以上紹介してきました。

過去に紹介してきた作品の中で、いちばん見応えがあるのでは?と言っていいほどのエンタメ性の強い映画です。

ダントツにかっこよくて、かわいくて、バラエティ豊かな犬猫の活躍に癒やされること間違いなしです。

子どもといっしょに気軽に見られる作品、思いっきり楽しみましょう!

※公式サイト
『キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争』

※動画配信サイト
AmazonPrimeVideo U-NEXT 他

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大切な人、大切なペットを想いながら聴いてください!
<古川愛理×にゃんこから10の手紙【特別版】「いつかくること」>

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<Answer〜ニャンダフルライフ>

◆出会えた猫ちゃんと最後まで過ごして欲しいという想いを込めた作成した、絵本の朗読動画です。
<にゃんこから10の手紙>



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