【東京事変『緑酒』他】埼玉ロケ地のミュージックビデオ5選
こんにちは!モリスギ!編集部のナナです。
今日は埼玉がロケ地になっているミュージックビデオを5つ紹介します。
お品書き(目次)
東京事変『緑酒』MVロケ地〜埼玉県寄居町「枕流荘 京亭」「玉淀河原」〜
乾杯日本の衆今日は今日でまあ一つ
粋なフレーズではじまる1曲目は、東京事変『緑酒(りょくしゅ)』。椎名林檎さん率いる人気ロックバンド「東京事変」が、2021年にリリースした作品です。
※椎名林檎さんは、埼玉県浦和市(現・さいたま市)の出身なんですよ♪
格式高い伝統的木造建築物で東京事変のメンバーが会食を開き、笑顔で“乾杯”。和装の椎名林檎は相変わらずほどよい色気をまとう。バンドメンバーは、コミカルな表情ながらも、さすがの大人のかっこよさを放つ。
料理人が調理する手元、配膳者の足元。土鍋の鮎ごはん、鮎の甘露煮、日本酒の盃。老舗料亭の廊下、和室、お風呂。子どものいたずら。景観。客人(東京事変のメンバー)の屈託のない笑顔。
粋でノスタルジック。その上かっこいい。でもどこか力を抜こうよとのメッセージを込めてくれる美しくも優しい映像美。
映像監督は、児玉裕一さん。直近で有名な作品は、東京五輪2020開会式での映像。劇団ひとりと荒川静香が出演したパートで“ネオ東京”を表現し、SNSでは多くの人が絶賛していましたね。
このミュージックビデオの世界観を保っている舞台が、埼玉県寄居町にある老舗料亭「枕流荘 京亭」。秩父の山に囲まれ、荒川沿いにひっそりと佇む隠れ家的な料亭兼宿泊施設です。
「電車でこればよかったなあ」。ラストの一言も、粋・・・!
緑酒MVを撮影した「枕流荘 京亭」に行ってきました🌸お店の方が「みなさんとても紳士で素敵でしたよ」「コロナで時間に制限があった中で撮影をこなしていて凄かった」と教えて下さって、とても楽しい時間でした。東京事変様と同じ2階のお部屋で同じ料理をいただけて幸せでした🙂 pic.twitter.com/4riiLVCgVr
— りな (@RinaRingo1125) February 23, 2022
また、バンドの演奏シーンは、京亭のほど近くの玉淀河原でロケ。絶景をバックにした和装パフォーマンスは圧巻の一言。椎名林檎のトレードマーク、拡声器のマイクスタンドのセンスの良さにもシビれます。
玉淀河原は、昭和10年に埼玉県指定の名勝に登録。「玉のように美しい水の淀み」からその名が名付けられたように、緑色に反射した川面が幻想的です。
キャンパーにも人気の場所なんだそうですよ。
東京事変ファンの聖地となった「枕流荘 京亭」。趣を感じにぜひ電車で訪れてみてはいかがでしょうか。
<施設情報>
名称:枕流荘 京亭
住所:埼玉県大里郡寄居町寄居547
公式ホームページ:http://chinryusou-kyoutei.jp/
<施設詳細>
名称:玉淀河原
住所:埼玉県大里郡寄居町寄居
公式ホームページ:https://www.town.yorii.saitama.jp/map/tamayodo-map.html
東京事変「キラーチューン」MVロケ地~埼玉県さいたま市:さいたま新都心駅 けやきひろば~
「贅沢は味方」もっと欲しがります負けたって
出だしから言葉遊びが実に巧みな二曲目は、またまた東京事変の『キラーチューン』。
ポップ&キュートなピンクの衣装を身にまとった椎名林檎。エスカレーターから昇って颯爽と歩くも雨がしとしと。
濡れてもへっちゃら、逆に急な雨を楽しんでいるようにも見えます。軽快なチューンが沈みかけた心をもワクワクさせてくれます。
困難にぶち当たっても「どんとこい!」。都会の喧騒の中をポジティブに爽快にかわしていく女性への応援歌、ミュージックビデオを見るとより元気がわいてきますよ。
雨降る印象的なロケ地は、さいたま市にあるけやきひろば。落ち込んでパワーアップしたいとき、『キラーチューン』を耳にけやきひろばを歩きたいですね!
体感椎名林檎。
キラーチューンより。 pic.twitter.com/C9X6kLhPva— しゅー[さぶろう] (@murasakino_pen) October 29, 2021
ランチを頂いた後は、けやきひろばを散策。日差しはきついけど、木陰は気持ち良いです。#イマソラ pic.twitter.com/rBsK68IUAd
— しまだ@耕作員 (@mima_shimada) May 24, 2022
<施設情報>
名称:さいたま新都心駅 けやきひろば
住所:埼玉県さいたま市中央区新都心10
公式ホームページ:https://www.saitama-arena.co.jp/keyakihiroba/
椎名林檎「公然の秘密」PVロケ地~埼玉県行田市:埼玉ロケーションイベントスペースR17~
秘すれば花ね 本当 噂通りで堪んない
さらにさらに3曲目も椎名林檎さん作品。埼玉県出身のスターなのでお許しを。
椎名林檎さんの『公然の秘密』は、2019年11月13日にリリースしたベストアルバム『ニューロンの林檎〜はじめてのベスト盤〜』の収録曲です。テレビ朝日10月クールの金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』の主題歌にも起用されました。
昭和歌謡曲を彷彿させつつロックなメロディライン。“歌舞伎町の女王”にふさわしい妖艶なミックスボイス。東京ゲゲゲゲイの振り付け&バックパフォーマンスも、抜群にキュート過ぎる。ポリステイストが絶妙に甘辛ミックスされた衣装も素敵です。
VHSで再生されているという演出は、ドンピシャ世代にとってはエモい要素。映像ノイズがたまんない♪
さて、裏社会を彷彿されるMVの廃倉庫ロケ地は、埼玉県行田市にある「埼玉ロケーション・イベントスペースR17」。
廃屋、工場などのロケーション、ストリートダンサーの似合う落書きの書かれた壁面、屋外では巨石や原っぱでの撮影可能なスタジオです。普段は埼玉カートパークのカートコースとして使用されているのだそうですよ。
#ダンス#ダンスグループ#ダンス撮影#ダンス動画#ダンス動画撮影#踊ってみた#MV#MV撮影 #撮影スタジオ#撮影ロケ地 pic.twitter.com/XmQTbvu2hG
— 埼玉ロケーション・イベントスペースR17 (@saitama_r17) February 23, 2021
本日より
平日は21:30最終受付/22:00閉店
と、ちょっと時間が延びました(^^)v
お仕事帰りなどぜひぜひレンタルカート場にお立ち寄りください🙇♂️#レジャー#スポーツ#趣味#運動不足解消#ストレス発散#モータースポーツ#手ぶらでOK#初心者の方大歓迎#中学生以上#免許不要 pic.twitter.com/sYgzhV9lxM
— 埼玉カートパーク (@saitama_kp) May 10, 2022
<施設情報>
名称:埼玉ロケーション・イベントスペースR17
住所:埼玉県行田市下忍438
公式ホームページ:http://saitama-kartpark.co.jp/
あいみょん「真夏の夜の匂いがする」MVロケ地~埼玉県入間市:旧石川組製糸西洋館〜
真夏の夜の匂いがする 絵の具のソレと同じ香り
続きまして4曲目は、あいみょんの『真夏の夜の匂いがする』。
2019年7月にTBS系列で放送された『Heaven?~ご苦楽レストラン~』の主題歌として書き下ろした楽曲です。
MVは、暗い洋館の中でロープ1本で吊るされた人形のような女性のシーンからスタート。これはあいみょん本人なのでしょうか?
常に暗い画面の中、唯一光と色のあるシーン。淡い色味のステンドグラスが神秘的な輝きを放ち、とても印象的です。
こちらのロケ地は、埼玉県入間市にある旧石川組製糸西洋館。大正時代に上棟してから100年の歴史のある木造建築物なんです。
以前モリスギ!でもオンライン取材させていただきました。施設ご担当・中村さんのいちばんのおすすめはMVにも登場するステンドガラスなんです。取材記事もぜひご覧ください。
<施設情報>
名称:旧石川組製糸西洋館
住所:埼玉県入間市河原町13−13
公式ホームページ:http://www.city.iruma.saitama.jp/event/bunkazai/iruma_bunkazai/seiyoukan.html
ゆず「イコール」MVロケ地~埼玉県戸田市:彩湖・道満グリーンパーク〜
アイは+ 涙は+2 増えてく「大切」
5曲目は、ゆずの「イコール」。 ゆずの北川悠仁とGReeeeNとの共作として話題になりました。
ゆずとGReeeeNの青春ならではのさわやかさが全面に表現された穏やかなリズム。思わず口ずさむと、純な甘酸っぱさにうかつにも涙があふれそうになります。
ミュージックビデオは、ある一組のカップルの出会いから老年の穏やかな日々を描く映像作品。学生から社会人、結婚、子どもを設けてやがて巣立ち、また二人の暮らしに。
フィルム写真や8mm映像を思わせる懐かしい空気感に、ひきつけられます。
大切な人を想い、いつもあでも手を繋いで歩いていけること。それが「しあわせ」ととらえる世界観。
このあたたかさを表現するのに舞台となった場所は、埼玉県戸田市にある「彩湖・道満グリーンパーク」。ウィンドサーフィンのできる彩湖と緑豊かな広大な公園が、郊外で過ごすある1組の家族を表すのにぴったりです。
実際に、大勢の家族が過ごす場所。遊びに行ってみてくださいね。
<施設情報>
名称:彩湖・道満グリーンパーク
住所:埼玉県戸田市重瀬745他
公式ホームページ:http://www.toda-kousha.com/park/
まとめ
音楽を堪能したあとは、それぞれのミュージシャンが創り出す世界観をリアルに感じてみてはいかがでしょうか。
多くのファンが聖地巡礼するのも、楽曲や作品の持つ力を全身で感じたいから。
オンラインで見るのと、リアルで五感で味わうのは全然違います。ぜひ埼玉に遊びに行ってみてくださいね!
書いた人