ドラマ『下町ロケット』編〜Googleマップで見られるドラマのロケ地特集〜

こんにちは! モリスギ!編集部のナナです。

映画「飛んで埼玉」が第43回日本アカデミー賞3部門で最優秀賞を受賞、さらに注目を浴びている埼玉県! これまでもドラマや映画のロケ地によく採用されているって知ってましたか?

モリスギ!編集部では、ロケ地を通して埼玉県の魅力にせまっていきます!

題して「バーチャルロケ地めぐり特集」、第一弾は「下町ロケット編」。
我が戸田市がロケ地に採用されていたんですよ。さて、どの場所が採用されたんでしょうか? Googleマップで確認していきましょう!

 

ドラマ「下町ロケット」はどんな作品?

ドラマ「下町ロケット」

ドラマ「下町ロケット」は、2011年に直木賞受賞した同名小説が映像化されたものです。

2015年10月〜12月にTBS系列でドラマ放映され大ヒット!当時、一大ムーブメントを引き起こしました。

原作は、社会派作家である池井戸潤。「下町ロケット」以外の代表作には「半沢直樹」「陸王」「ノーサイドゲーム」などがあります。

金融機関や中小企業に務めるサラリーマンの世界を生々しく描写、窮地に追い込まれても不屈の精神で戦い抜くビジネスパーソンの姿に、ハラハラドキドキの連続、胸がジワっと熱くなります。共感ポイントが高いため、根強いファンが非常に多いことで有名ですね。

ドラマ「下町ロケット」。放送されるやいなや、下町の小さな町工場の真摯なものづくりをする姿勢や心意気やに、視聴者全員が釘付けになったことは、記憶に新しいのではないでしょうか。

そんな国民的大ヒットドラマ「下町ロケット」で採用されたロケ地、どこなのかますます気になるところです。

ドラマ「下町ロケット」のロケ地「戸田ボートコース」とは?

ドラマ「下町ロケット」のロケ地に採用されたのは、埼玉県戸田市にある戸田漕艇場です。漕艇場とむずかしい言い回しですが、いわゆるボートコースのことですね。

戸田ボートコースが登場するのは、第3話。主人公の会社「佃(つくだ)製作所」の社長佃航平と山崎光彦が、ロケットエンジンのテスト飛行をした場所です。

テストにテストを重ねてようやく完成したエンジン搭載した試作機を、「成功しろ!成功しろ!」と、子どものような眼差しで臨んだ、あの場所です。登場する社員とそれを見守る視聴者も、ぐっと手に汗に握るシーンでした。

川のゆらゆら揺れる波が、テスト飛行の緊張感をやわらげて、いい演出効果になっていましたね。

戸田漕艇場は、都内から最短で行けるボートコース場ということで、ドラマ「下町ロケット」の他にも登場しているんですよ。

・「愛という名のもとに」(1992年放映ドラマ)
・「レガッタ〜君といた永遠」(2006年放映ドラマ)

どちらのドラマも、大学のボート部が舞台になっています。
若者の青春時代描写がとてもまぶしく、恋愛模様とボート競技の汗と水しぶきがキラリと飛び散る画面が印象的でした。トレンディードラマ世代にはたまりませんね!

戸田漕艇場は、1940年東京オリンピックボート競技会場だった!

戸田漕艇場は、戸田ボートコースとも呼ばれ、荒川沿いの戸田公園内にあります。長さ2,400m・幅90m・水深2.5mの、日本初人工の静水コースです。

日本選手権大会が開催されたり、大学の合宿所が川沿いにいくつかあるほど全国的にも有名なボートのメッカです。
ボートコースとしても歴史が古く、1940年東京オリンピックのボート競技用に整備されましたが、戦争で幻のオリンピックとなってしまいました。このときに建設されたボートコースは1964年開催の第18回東京オリンピックで使われ、27ヶ国380人の選手が大活躍しました。

その後、国体や日本選手権などが行われ、首都圏のボート競技シーンにはなくてはならない施設として活用されています。

Googleマップで戸田公園おすすめスポットをめぐろう

戸田ボートコースのある戸田公園は、荒川沿いにあり自然豊かな場所です。
空がひらけ、川面がゆらめく様や、涼しい風が頬をなでていくのがとても気持ちいい!

散歩や、ウォーキングやランニングなどの軽い運動をはじめ、サイクリンなどを楽しく人も多く、市民にとっては心癒されるスポット。小さな子ども連れならちょっとした遊び場にも活用できて、お弁当持参でピクニックも気持ちよくておすすめです。

しかし、遠方で行けないよというあなたは、ぜひGoogleマップでバーチャルお散歩をどうぞ!

Googleマップ搭載、ストリートビューの使い方

Googleマップの「ストリートビュー機能」を使って、世界中の名所をめぐることができます。
使い方は簡単ですよ。

1.スマートフォンに「Google Maps」アプリをダウンロード
2.「Google Maps」アプリを開く
3.検索窓で目的地を検索
4.ヒットした地図の左下にある、反時計回りの矢印が書かれた小さな写真をタップ

この流れで、ストリートビューを楽しめます。
見たい景色を見るには、画面をスクロールしたり、拡大したりします。

地図上で見たい場所を長押しすると、赤いピンで指定されます。ストリートビューが見られる場所には小さな写真が左下に出現します。

実際に戸田ボートコースを見てみると、夕焼けに映えるボートコースで学生たちが練習する様子が見られました。この臨場感、ハマりますよ!

戸田公園おすすめスポット〜ボートをおさめる艇庫〜

戸田ボートコース周辺には、ボートを保管する倉庫「艇庫(ていこ)があります。

「東京大学 戸田艇庫」にピンを指定すると、シャッターに番号が書かれたボート倉庫を確認できます。スマホで見るだけでもかなり広いことがわかります。

逆さのボートがたくさん保管されている様子や、艇庫付近には意外にも住宅があったりと、驚きもいっぱいです。のぞき見させてもらう感覚は、ちょっとドキドキしますね。

戸田公園おすすめスポット〜高台広場〜

戸田ボートコース観覧席前には、高台広場があります。

高台広場には、1964年東京オリンピックボート競技の際につくられた聖火台が。
のどかな公園内にいきなりあらわれる聖火台に大興奮です!

他にも、荒川の土手沿いを歩くようにタップしていくと、本当にお散歩気分を味わえます。
あなたのお気に入りスポットを、ぜひ見つけてみてください!

まとめ

ドラマ「下町ロケット」のロケ地、戸田ボートコース場をGoogleマップで巡ってみました。
ストリートビューの画質がいいので、臨場感たっぷりに景色が堪能できます。

ボートコースで実際に練習している風景が見られ、水の涼やかさも感じられ・・・。想像以上に“行った気分”になれます。家にいながらにして聖地巡礼、可能性が広がりますね!

埼玉県の知られざるロケ地を続々とご紹介していきますね。お楽しみに!

戸田公園 アクセス情報と施設概要

<アクセス情報>
・電車の場合
JR埼京線「戸田公園駅」 徒歩20分
・車の場合
国道17号線川岸一丁目交差点から戸田公園駅方面へ1km

<施設概要>
施設名:戸田公園
住所:埼玉県戸田市戸田公園5ー27
駐車場:あり(約100台)

※参考サイト:「さいたまの公園」



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