【坂戸市・聖天宮(せいてんぐう)】コスプレイヤーの聖地・国内最大級の台湾のお宮〜Googleマップで見られる埼玉ロケ地特集

こんにちは!

突然ですが、埼玉にある台湾スポットをご存知でしょうか?
ドラマや映画のロケ地だけでなく、最近では“コスプレイヤーの聖地”として有名な場所があるんです。

埼玉県坂戸市にある、その名も「聖天宮(せいてんぐう)」。

にゃんこ
にゃんこ
アニメやゲームの世界にありそうな名前だにゃ!

あまりの華やかなお宮の装いに、訪問すると必ず写真を撮りたくなる映えスポット「聖天宮」をご紹介していきます!

コスプレイヤーの撮影地に大人気!「聖天宮」はどんなお宮?


(※画像引用:写真AC)

「聖天宮」は、埼玉県坂戸市にある台湾・中国の伝統宗教である道教のお宮です。

道教の最高神・三清道祖(元始天尊(げんしてんそん)、道徳天尊、霊寶天尊(れいほうれんそん))と道教の神々が祀られています。

日本に住んでいるとあまりなじみのない道教。

中国、古代の民間信仰を基盤とし、不老長生、現世利益を主たる目的として自然発生的に生まれた宗教。のち、仏教への対抗上、神仙説など道家の思想および仏教の教理儀礼が取り入れられた。5世紀前半、北魏の寇謙之が教祖を黄帝・老子とし、張道陵を開祖として道教教団を形成した例もあるが、多くは民間信仰として発展
※weblio辞書より引用

“不老長生”のワードから、伝説の漫画『ドラゴンボール』の世界観を彷彿とさせますね。

最大の特長は、お宮に5,000頭の龍が施されていること。人々を圧巻する鮮やかさと緻密で華やかな装飾は本格的。豪華絢爛な佇まいは、思わず通り過ぎる人々の目を引きます。

しかし一体、誰がこの坂戸市の畑のど真ん中に建立したのでしょうか。

建立したのは、台湾出身の康國天(こう こくてん)大法師。若くして不治の病を患い「三清道祖」に祈願した結果、7年後に快気。ご利益を授かった師は、自らと同じように「三清道祖」を心の拠り所にできるようお宮を建てることを決意しました。

なぜ坂戸市かというと、「三清道祖」から埼玉県坂戸市に建立するようにとのお告げがあったからなんだとか。

異次元です。スケールが違いますね・・・!
編集部ナナ
編集部ナナ

こういった経緯で「五千頭の龍が昇る聖天宮」は1981年に着工。台湾の宮大工によって建造され、装飾品は台湾から運ばれました。

15年の年月を経て、1995年に開廟(かいびょう)。日本に現存する道観としては国内最大級の規模を誇るのだそうですよ。意外にも歴史は新しいのですね。

無病息災や病気完治を願って参拝される方々がいらっしゃる中、建物の独特の雰囲気や豪華絢爛な装飾は、ドラマや映画などの撮影地としてぴったり。ロケ地として多く採用されています。

一足踏み入れると異国に紛れ込んだかのような世界観は、二次元の世界を再現するコスプレイヤー達の撮影スポットとして人気の場所となっています。

さらにおもしろいのが、台湾観光地としての情報発信基地にもなっていること。

台湾のパンフレットが置いてあるだけでなく、タピオカドリンクやヌガーなどの台湾グルメが自動販売機で購入できるんです!

他に、聖天宮オリジナルグッズも自動販売機の中に陳列されています。

「西遊記2」などドラマや映画のロケ地として採用


(※画像引用:写真AC)

国内最大級を誇る台湾のお宮「聖天宮」。

その装飾の華やかさからエンターテイメントのロケ地としても多数採用されており、具体的には以下のような作品に登場しています!

※ロケ地一例
・フジテレビ 月9ドラマ『西遊記』(2006)
・EXILE ATUSHI 「我願意」MV(2014)
・映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』(2017)
など特撮作品他多数

埼玉県坂戸市の「聖天宮」は、コスプレイヤーの撮影地としてアツい!


(※画像引用:写真AC)

エキゾチックな雰囲気あふれる聖天宮は、まるで古代中国が舞台のアニメやゲームの世界そのもの。

異世界の衣装がぴったりとなじみ、コスプレイヤーの撮影地としてとても人気の高いスポットなんです。

ツイッターに多数投稿されているコスプレイヤーさんたちの本気の再現度をご覧ください!

聖天宮では、コスプレイヤーの撮影地として受け入れを歓迎しています。
専用の更衣室もあるようですよ。撮影利用にあたっては事前に予約が必要です。

コスプレイヤーさんに楽しんでいただくのと同時に通常の参拝客のみなさんの迷惑にならないよう、毎月規約を見直しているそうです。

そういった姿勢に全方位の配慮が感じられますね。

公式サイトに利用方法が記載されています。

コスプレロケ地として検討中の方はぜひ詳細をチェックしてみてくださいね!

>>>五千頭の龍が昇る聖天宮「コスプレについて」

Googleマップで、埼玉県の台湾「聖天宮」をみてみる☆

ツイッター投稿などの画像でも楽しめますが、Googleマップを利用するとちょっとした観光気分が味わえますよ。航空写真も合わせてぜひバーチャル観光してみてください!

Googleマップ搭載、ストリートビューの使い方

Googleマップの「ストリートビュー機能」を使って、世界中の名所をめぐることができます。
使い方は簡単ですよ。

1.スマートフォンに「Google Maps」アプリをダウンロード
2.「Google Maps」アプリを開く
3.検索窓で目的地を検索
4.ヒットした地図の左下にある、反時計回りの矢印が書かれた小さな写真をタップ

この流れで、ストリートビューを楽しめます。
見たい景色を見るには、画面をスクロールしたり、拡大したりします。
地図上で見たい場所を長押しすると、赤いピンで指定されます。ストリートビューが見られる場所には小さな写真が左下に出現します。

※記事最下部のGoogle Mapsからどうぞ

まとめ

埼玉県にあるエキゾチック台湾「聖天宮」。まさか国内に本格的な道観があるとは驚きでしたよね。

海外旅行に行けない昨今、ふらっとお出かけして異国気分を味わうのもとても素敵です。お土産も購入できるといったうれしい特典つき!

また、その異空間ゆえにコスプレイヤーのみなさんたちにも大人気。撮影のための配慮も感じられてすべての人にお宮を楽しんでもらいたいといった心持ちが伝わってきます。

ロケ地としてもコスプレ聖地としても大人気の聖天宮。ぜひ一度バーチャル観光でチェックしてみてくださいね!

<アクセス情報・概要>
・施設名:五千頭の龍が昇る聖天宮
・住所:埼玉県坂戸市塚越51ー1
・拝観時間:10:00〜16:00(年中無休)
・拝観料金:大人 500円(高校生以上)
中学生 250円
小学生以下 無料
障がい者 250円(※写真付きの手帳提示が必要)
同伴・介助者 250円



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