【ジョブチューン】イタリア料理シェフ考案パスタソースアレンジレシピ5品を実際につくってみた!感想も

みなさんこんにちは! モリスギ編集部の編集部ナナです。

これまで「美味しいコラム」ではSNSでバズっているレシピを紹介してきました。みなさん、何品か作りましたか?

今回は、テレビ番組初の企画レシピを試していきます。

ネット番組との大きな違いは、“一流料理人”と呼ばれる方がコンビニで買えるような食材をアレンジするチャレンジ企画ということ。

食材の使い方や組み合わせの発想にあっと驚かされます。プロならではの視点に感心。

そこで、TBS系列の番組『ジョブチューン』2021年7月24日の企画から「イタリアンシェフ考案パスタソースアレンジバトル」で紹介されていた市販パスタソースアレンジレシピ5つを、実際に作ってみました!

さて、本当においしいのでしょうか…?

テレビ番組「ジョブチューン」とは?

テレビ番組『ジョブチューン』は、毎週土曜日20:00〜TBS系列で放送中のバラエティ番組です。

様々な職業の“プロフェッショナル”が、自らの“職業のヒミツをぶっちゃける”という
独自のスタイルの新型職業情報バラエティ。
目玉としている大きな企画が、大企業の商品を職人がジャッジするというコーナー。
※文章引用:「ジョブチューン」公式サイト

各社コンビニが誇るプチプラスイーツを、世界的に著名なパティシエがガチンコで評価。また、全国規模のレストランチェーン店を構える企業が一流料理人にメニューの良し悪しを委ねるなど、各界のプロフェッショナルの視点がぶつかりあいます。

すでに世に出ている商品に職人からジャッジが下される様子に、視聴者も思わず固唾を飲んで見守ってしまいます。推しメニューは「合格」?「不合格」? どちらの結果になるのかドキドキ。

さらには商品開発に関わる社員のみなさんの想いや開発の裏事情なども知れ、見応えたっぷりの番組です。

※参考:「ジョブチューン」公式サイト

「ジョブチューン」人気企画、市販パスタソースアレンジレシピ

ジョブチューンの人気企画に、プロのイタリア料理人による「市販パスタソースアレンジレシピバトル」があります。

レトルトソースとコンビニでも買える食材を組み合わせて絶品パスタをつくるアイデアを、一流シェフたちが競い合います。

料理人ならではの発想と柔軟な考えには目から鱗。すぐ自宅でマネできてしまう手軽さもあり、おうち時間を充実する一助になりますすよ。

とうことで、今回は2021年7月24日に放送されていた「パスタソースアイデアレシピ」5つを実際に試してみました! 忌憚ない正直な感想も書いていきますよ!

◆番組情報と詳しいレシピはこちらをご覧ください
https://www.tbs.co.jp/jobtune/archives/20210724.html

1.木綿豆腐の濃厚カルボナーラ

「木綿豆腐の濃厚カルボナーラ」を考案したシェフは、ピエトロ・アンドロゾーニさん。

ピエトロ・アンドロゾーニ
所属「Mamma Luisa’s Table」
フィレンツェ出身。『ミシュラン・ガイド イタリア2019』で三ツ星評価を受けた『Enoteca Pinchiorri(エノテーカ ピンキオーリ)』で料理人としてキャリアスタート。パティシエとしての顔も持つ。
・公式サイト:https://www.facebook.com/mammaluisastable

◆選んだパスタソースはこちら

<キューピー あえるパスタソース カルボナーラ>

 


さっそくつくっていきすよ! そもそも、パスタに豆腐ってどうなんでしょう・・・?


木綿豆腐をキッチンペーパーにくるんでレンジ機能で加熱。水気を切ります。


フライパンにバターを入れて熱し、水気を切った木綿豆腐をくずして炒めていきます。
(編集部ナナ、豆腐をバターで炒めるという初めての経験!)


ある程度炒めて火が通ったら、「キューピー あえるパスタソース カルボナーラ」と黒こしょうをふります。
さらに1分熱を入れて、茹で上がったパスタを和えます。


お皿に盛って、砕いたピスタチオをパラパラとかければ完成です。

パッケージに書いてある「濃厚チーズ仕立て」。木綿豆腐のソフトさが効いて、まったくしつこくない柔らかな味わいに。

ピスタチオのカリカリと黒こしょうの刺激がアクセント。

「あっさりさっぱりカルボナーラ」といったイメージ。 小さなお子さんに好まれそうです。

500w1分程度では、豆腐の水切りとしてはあまり意味がないような気も。

より豆腐の食感を出したい人はしっかり水切りしてもいいのかもしれないと思いました!

2.豆腐とねりごまを使った和風ミートソース

「豆腐とねりごまを使った和風ミートソース」を考案したのは、山田剛嗣(よしつぐ)さん。

◆山田剛嗣(やまだよしつぐ)
モットー:「楽しくなければ、イタリアンじゃない!」
現在フードコンサルタントとして活動。三ツ星フランス料理店「ゴードン・ラムジー」@イギリス を経て「テンポ」@イギリス ヘッドシェフに。第1回世界パスタ大会@イタリア・パルマ(2012)で優勝。
・公式サイト:https://www.facebook.com/yoshiyamada2015/

◆選んだパスタソースはこちら

<キューピー あえるパスタソース ミートソース>


合わせるのは、絹ごし豆腐とねりごま。ミートソースを和風に仕立てていきます。


まず、豆腐、ねりごま、しょうゆを合わせます。スプーンで混ぜ合わせてペースト状に。
(お酢と砂糖を合わせたらドレッシングのよう!ゴマの香りでおなかがグ〜・・・)


仕上がったパスタのトッピングを(クリームチーズ、ねりごま、しょうゆ)を混ぜ合わせます。


「キューピー あえるパスタソース ミートソース」と豆腐ソースを合わせて、加熱。


茹で上がったパスタを絡めて1分!

オレガノで色を添えてみました。トッピングが、流行りのブッラータチーズのよう。(そう錯覚すると気分があがってきました)

ひとくち食べると・・・、マイルドでナッツ風味が濃厚! 小学校5年の娘いわく「ピスタチオの味がする」と。

そういえばねりごまを入れましたね。ゴマとクリームチーズの風味がパスタを包み込み、レトルト特有の「塩辛さ」を打ち消してくれます。

ミートソースにまろやかなコクをプラスしたい方は、このアレンジがおすすめです!

3.蒟蒻畑を使ったフレッシュパスタ

「蒟蒻畑を使ったフレッシュパスタ」を考案したシェフは、原田慎二さん。

◆原田慎次
所属:アロマ・フレスカ
モットー:「五感で味わう、至高のイタリアン」
服部栄養専門学校を経て六本木「ヂーノ」入店、佐竹弘シェフの元で5年間修行、「ヂーノ」2号店で4年間シェフをつとめ、その後独立。
・公式サイト:http://www.aromafresca-afsa.com/

◆選んだパスタソースはこちらのシリーズ

<マ・マー トマトの果肉たっぷりのトマトバジル>
・・・店頭で見つからなかったためパッケージのみ参考にしてください。


今レシピのネーミングは「フレッシュパスタ」。
バジルの風味は必須と考え、「KAGOME アンナマンマ トマト&バジル」で代用しました。

「蒟蒻畑レモン味」についても店頭になかったため、他のメーカーの塩レモンゼリーを使ってみます。


もはや何をつくるのかわからない材料群。「ゆかり」が主張してきますね!


レモンゼリー on 塩レモンゼリー、初体験です。調味料として使うという発想が、天才。


ゼリーがトマトソースに溶け込んだら、「ゆかり」の登場ですよ。
現時点では「場違いなところに連れてきてごめんね」という気持ちでいっぱい。


そのまま食べたほうがきっとおいしいのに。桃もそう思っているに違いない。


決して出会うはずのない食材たちが、戸惑っているかのように私には見えます。


3分煮込むとこうなりました。すっかり馴染みましたね。


茹で上がった1.4mmのパスタを和えたら完成です。風味が命ということで、香るフレッシュバジルも飾ってみました。

5品の中でいちばん恐れていたパスタの実食タイムです。いざ!

一口食べると、ふわっとさわやかな風味が口の中に広がりました。パスタが軽やかにおどっているようです・・・!

バジルとゆかり、そしてトマトジュースが起こした化学反応。絶妙なハーモニーを生みだしている!

そこに加わる桃のやわらかな食感とほんのりした甘み。かじるとじゅわっと果汁。桃のセレクトはパスタ全体のフレッシュさを落ち着かせるためのものだったのかもしれないと納得。

レモンゼリーの役割は、全体的にさわやかさをアップするため?

素人では考えもしない組み合わせ。深い味わいを生みだした原田シェフに拍手喝采です!

1.4mmのパスタチョイスは、さわやかな味わいを邪魔しない上品な口当たりだったのかと。

これはリピート決定です、ごちそうさまでした。

4.カニの旨味増し増しパスタ

「カニの旨味増し増しパスタ」を考案したシェフは、弓削啓太さん。

◆弓削啓太(ゆげけいた)
所属:『SALONE2007』(サローネエミッレセッテ)
モットー:「伝統への敬意と自分らしさ」
「シェ・イノ」、パリの三ツ星レストラン「Guy Savoy」などで修行後2011年サローネグループ入社。世界最大級の食品会社バリラ主催「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ 2019」優勝。
・公式サイト:http://www.salone2007.com/

◆選んだパスタソースはこちら

<青の洞窟 ズワイ蟹のトマトクリーム>


かにかまにシナモン、そして味噌。材料をそろえると、なんとも不思議な組み合わせ・・・。
(※レシピには「豆みそ」と指定されていましたが、赤味噌で代用)


みじん切りにしたにんにくを弱火にかけて香りを出していきます。王道のパスタづくりの工程がようやくここで!


そこに、裂いたかにかまと味噌を投入。 見た目が豪華で、この工程だけで一気にリッチな気分に!


お水を投入してクツクツ。(個人的にはここに白ごはんを入れて雑炊にしたいです。普段やらないことをやるとアイデアがむくむくわきますね!)


「青の洞窟 ズワイ蟹のトマトクリーム」とシナモンパウダーを入れます。シナモン独特の香りが編集部ナナを襲います。

ソースを混ぜ合わせて、ミニトマトを添え、オリーブオイルをまわしかければ完成です。

水分をプラスしているからまるでスープスパゲティ! ソースがあふれそう、とてもボリューミーです。

肝心のお味。口の中にいれたとたんに、蟹の旨味ががつん!

かにかまの食感、元々のソースのうまみ、そこに赤味噌とシナモンがやさしくパンチを効かせてきます。バランスのとれた滋味深さ。

番組では、このアレンジレシピがチャンピオンに輝いていました!

元々のソースがリッチなだからこそ、手をくわえるとより本格的な味わいが楽しめるというわけですね!

5.たらことフレッシュトマトのパスタ カレー風味

「たらことフレッシュトマトのパスタ カレー風味」を考案したシェフは、江部敏史(えべさとし)さん。

◆江部敏史
所属:「リストランテ コルテジーア」
武蔵野調理師専門学校を経て、ホテルニューオータニ入社。その後西麻布「リストランテ・アルポルト」に移転後、
イタリアで本場の料理を学ぶ。中でもプーリア料理に傾倒、現在「リストランテ・コルテジーア」で腕をふるう。
・公式サイト:https://www.r-cortesia.com/

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<S&B まぜるだけのスパゲッティソース 生風味たらこ>


たらこソースとトマト、そしてカレー粉・・・。想像がつきません。


トマトジュース、ミニトマト、塩、オリーブオイルを加熱していきます。


1分煮えたら、たらこソースとカレー粉を思い切って投入!混ぜ合わせていきます。


茹で上がったパスタと和えて、盛り付けます。完成!

<たらこ×トマト×カレー>、一見ケンカしそうな組み合わせ。見事に融合していました。あっぱれです。

たらこの間違いないコクのあるおいしさに、トマトジュースとカレーの風味のアクセント。

そして、ミニトマトをかじったときのフレッシュな酸味! 「しあわせだ〜!」ってお口が喜びを叫んでいます。

ポテトサラダの味付けにも応用できそう。


せっかくなので、トッピング用についてくる刻み海苔を。

編集部ナナ
編集部ナナ
これはちょっと合わなかった(笑)

まとめ

一流シェフ考案のパスタソースアレンジレシピ。意外な食材の組み合わせに、驚きと新たな発見がありました!

番組では、シェフのみなさんが自信満々にとても楽しそうにつくっていたのがとても印象的だったんですね。

こんな素敵な人達のつくる本格的なイタリア料理を食べてみたい!そんなふうに思った今回の企画でした。

すべてをエンターテインメントに変換してしまうプロフェッショナルの遊び心。自宅でも気軽にマネできてしまう時代。

みなさんもパスタソースアレンジを楽しんで、おうち時間を充実させましょう!

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