【炊飯器チキン煮他】SNSでバズっているレシピをつくってみた其の1(山本ゆりさん、リュウジさん他)
SNSは、役に立つ情報が満載です。
でもボリュームがありすぎて、情報の海におぼれてしまいそう。
知りたいことを検索しているうちに、何を探しているのかわからなくなってしまう。
そんな経験ありませんか? 悲しいかな、編集部ナナはよくあります。
ということで、新連載をスタート!
楽GOHANは、埼玉市戸田市のロケ弁を主とするお弁当屋さん。
本当は全国のみなさんに食べていただきたいのですが、距離があるのでむずかしい。
おうちでなるべく簡単にできるごはんを作っていただきたい…。
だから、SNSでバズっている「おうちでかんたんに作れるレシピ」をピックアップし、エンタメ感覚でひたすら試してみようと企画しました。
(ちょっとこじつけ感はありますが)
“バズレシピ”実際作ってみたらどうだったのか? YouTubeの「うたってみた」シリーズさながらの、ガチな感想つきでお伝えしていこうと思います!
お品書き(目次)
syunkon山本ゆりさんの【炊飯器レシピ】入れて炊くだけ!ホロホロ*鶏とじゃがいものスープ煮
寒い日は…
炊飯器に[じゃがいも2〜3個、鶏モモ2枚(手羽でも)、水450ml、塩大さじ1弱、薄切りにんにく、好みで生姜各1片]を入れて炊く。それだけ。
持ち上げると崩れるほどお肉ホロホロ、絶品のスープ煮です。調味料が塩だけと思えない。旨味が染みたじゃがいもがまた美味しい!
お鍋で煮ても◎ pic.twitter.com/NLm6sQpkFl
— 山本ゆり(syunkon レンジは600W) (@syunkon0507) January 14, 2021
ひとつめのレシピは、大人気料理研究家の山本ゆりさんによる、【炊飯器レシピ】入れて炊くだけ!ホロホロ*鶏とじゃがいものスープ煮。
山本ゆりさんは、ブログ「含み笑いのカフェごはんsyunkon」で、主婦に絶大な人気を誇る料理ブロガーであり、料理研究家です。レシピ本もシリーズで7冊出版されているほどです。
人気の秘密は、“どこにでもある材料で誰にでもできる料理”なのに、とてもおいしくておしゃれな見栄えなこと!
たとえば、大さじ1杯の生クリームや卵黄5個分など「残ったどうしたいい?」食材は使いません。また、ワインビネガー、バルサミコ酢、カインペッパーなど、その料理にしか使えない調味料もわざわざ買う必要はなし。
とにかく、小学校の家庭科で習うような、料理に使う必要最小限の食材や調味料、調理道具・調理家電のみを使ってできるものばかりなんです。
毎日の料理は、とにかくかんたんで早くできるもの。毎日料理を担う人にとっては、この選択一択に限ります。 だから山本ゆりさんのレシピような、気取らずに作れるものが重宝!
(ブログの日々の日記も、人間味あふれていてとてもおもしろいですよ〜)
今回は、寒い冬にぴったりな、鶏とじゃがいものスープ煮にトライしてみます!
料理のおにいさんバズレシピ・リュウジさんの【濃厚豆乳チャウダー】
レンジで出来るくせに極上に旨くて野菜も取れるスープ界の出木杉くん
【濃厚豆乳チャウダー】
ジャガイモ、玉葱、ベーコンを耐熱容器に入れてチン、豆乳、コンソメ、バター入れ再度チン
野菜は人参やキノコでも!
レンジ調理でこのコク、本当にオススメ、レシピはこちら!https://t.co/fiNy4SAMok pic.twitter.com/6GsTid5qCd
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) January 28, 2021
レシピ2つめは、料理のおにいさんバズレシピ・リュウさんの【濃厚豆乳チャウダー】。
料理研究家のリュウジさん。こちらも、誰にでも簡単に激ウマ料理が作れてしまうレシピが大人気です。
・Twitterフォロワー 173万人
・YouTube登録 156万人
・Instagram登録 97万人
とSNSで爆発的に影響力のある、料理を愛するおにいさんなんです! 最近では、テレビでもよくお姿をみかけますね!
男性が家庭料理をするというのは令和の時代めずらしいことではなくなりました。リュウジさんがさらにそれを加速させたのはおそらく間違いないでしょう。
簡単に、誰でもつくれる料理1200レシピ(レシピ本12冊分相当)を無料で公開されています!
「バズレシピ.com」
今回プックアップしたのは、こちらも冬にぴったりの野菜たっぷりの濃厚豆乳チャウダー。
火は使いません。レンジでチンするだけでできてしまうというシンプルなスープです。
七井コム斎さんの【省エネ・余熱ゆでたまご】
めちゃくちゃ美味しいゆで卵の作り方をほぼ偶然見つけた。沸騰した瞬間に火を止めお湯が冷めるまで放置するそれだけ、完全に固まっているのに黄身がねっとりして黄金に輝き何故かコクがでる、ゆで卵特有の臭いも半熟卵の黄身の生臭さもない、しかも省エネ、余熱たまご pic.twitter.com/bh6HjbwCcr
— 七井コム斎 (@nanai_komusai) January 12, 2021
3品目は、七井コム斎さんの【省エネ・余熱ゆでたまご】。
七井コム斎さんは、兵庫県在住の講談師でいらっしゃいます。
講談とは、日本の伝統芸能のひとつ。
演者は高座におかれた釈台(しゃくだい)と呼ばれる小さな机の前に座り、張り扇(はりおうぎ)でそれを叩いて調子を取りつつ、軍記物(軍記読み)や政談など主に歴史にちなんだ読み物を、観衆に対して読み上げる。上方講談においては、張り扇と拍子木を併用する。
(※Wikipediaより)
ジャンルは、プロフィールを拝見すると「ガンダム講談」「ゲーム講談」「ガルパン講談」他。伝統芸能と現代文化を融合させた講談とはまたおもしろそうです。
子どもたちも大好きなゆでたまご。省エネ・余熱でゆでたまごがかんたんにできるということで、ピックアップ。ゆでてあればサラダにもなるし、常備しておくと便利です。
ツイートの一連ツリーが、とても丁寧でわかりやすいですよ。
大人気3レシピを、普通の主婦が同時につくってみた!
さて、実際に3レシピを同時進行でつくっていきますよ!
某日13:17スタート!
まず、材料を準備します。
【炊飯器レシピ】入れて炊くだけ!ホロホロ*鶏とじゃがいものスープ煮。
・手羽先
・じゃがいも
・にんにく、生姜
・塩
【濃厚豆乳チャウダー】
・家にある野菜・きのこ類
・豆乳
・コンソメ
・バター
【省エネ・余熱ゆでたまご】
・たまご
まず、鍋にたまごを入れて浸るくらいまで水をそそぎ、沸騰するまで火にかけます。
次に野菜をカットしていきます。
じゃがいもの皮を切っているうちに、ゆでたまごのほうが沸騰してきました。すぐに火をとめて放置です。
引き続き、スープ用の野菜をカットします。
5mm角とありましたが、あまり気にせず小さなサイコロ状に。荒々しすぎるみじん切りってところでしょうか。
ベーコンは、パッキングされた状態でカット。 包丁もまな板も汚れずおすすめです。
できたら、野菜を耐熱ボウルに移してふわっとラップをかけ、レンジ600wで6〜8分チン。(レシピには2分とありましたが、私は大根と人参を使ったため長めに設定しました。)
チンしている間に、炊飯器チキンの準備です。
味つけも何もしていない手羽先とじゃがいもを、炊飯器に置きます。その上に、スライスしたにんにくと生姜、塩大さじ1を乗せます。そして、450mlの水をそそぎます。
セットできたら、普通炊飯ボタンをオン!
スープの野菜をレンジ加熱後、柔らかくなっているのを確認したら、豆乳400cc、クラッシュしたコンソメキューブ1こ、バターをバターナイフでひとすくいいれます。
またふわっとラップをかけて、600wで2分チン。
できあがりました! さっそく味見。
タイトルの通り、本当に濃厚でおいしい! 大根も人参もやわらかくて食べやすいです!
あとは、自動調理の炊飯器チキンができあがるのを待つだけ。
加熱時間に後片付けや掃除も完了して・・・
13:17スタートで、13:57でフィニッシュ! 40分でできてしまいました。
これが、速いか遅いのかはわかりません。しかし、自分で調理している時間が圧倒的に少ないのでとてもラクチンです。
そして1時間20分後。
(私の炊飯器はエコ炊飯モードになっていたため、自動的に20分間再加熱されこの時間になりました。)
炊飯器チキンが、ボタンひとつで勝手にできあがりました!
さっそく味見。鶏のうまみとコクが濃厚! 塩だけで何時間も煮込んだかのような味わいに驚きです。
手羽先はホロホロとやわらかく、じゃがいもはスープを吸ってホクホクおいしい。 これは絶品!
あとは、ゆでたまご。お湯はすでにぬるく冷めていたので、普通に殻をむきむき。
・・・黄身がしっとりしています! 省エネ・余熱調理バンザイ!
大人気3レシピを、いざ実食!
ほぼ食材をカットする作業だけで、3品がちゃんとできました。ラストは気になるお味、非常に大事な部分です。
まず、【炊飯器レシピ】入れて炊くだけ!ホロホロ*鶏とじゃがいものスープ煮。
・肉が驚くほどホロホロでやわらかく、しっとり
・骨から肉がするっとほどけて余すことなく食べられる
・軟骨までおいしい
・超濃厚スープがじゃがいもにもしっとりしみこんでいる、ホクホク
総評 ★★★★★
炊飯器に入れるだけ、薬味はにんにく、しょうが、調味料は塩だけ。
シンプルなのにプロがつくったかのような味わい! 家族みんなが驚きました。
特に、お肉の柔らかさにはびっくり。
たくさんつくって冷凍するのがおすすめです。
ただ、今回手羽先を使いましたが、皮の脂がたっぷりで、食べ終える頃には冷えたコラーゲンがぷるんぷるんにかたまっていました(笑)
当方アラフォーの胃袋には、最後ちょっとキツかったというのが正直なところです。
レシピ通り、鶏もも肉のほうがベストです。(こってりめがお好きな方は、手羽先がグッドですね!)
次に【濃厚豆乳チャウダー】。
・濃厚でとてもおいしい
・野菜とベーコン、豆乳のコクが深く、食べごたえあり
・バターが味を引き締めている
・野菜もやわらかく、食べやすい
総評 ★★★★★
またしてもオール5。食材の良さをすべて味わい尽くせる濃厚豆乳チャウダー。
子どもも大満足の一品。仕上げに粉チーズ、ブラックペッパーがあるとさらに楽しめそう。
次はベーコンのかわりに、缶詰あさりを使ってやってみたいと思います。
アレンジ自在なので、リピート率の高いスープになりますよ。
最後に、省エネ・余熱ゆでたまご。
・黄身がほどよくしっとりねっとりして、食感が最高
・殻もむきやすい
・沸騰したらお湯がぬるくなるまで放っておくだけの簡単調理
総評:★★★★★
文句なしのオール5。毎日常備したくなるお手軽さ。今後ゆでたまごはこれ一択で決まりです。
まとめ
SNSでバズッている大人気レシピを同時につくってみたシリーズ。
初回からとてつもなく簡単でおいしいものができて、お腹も心も大満足です。
ぜひみなさんもやってみてください。
そして、おうちごはんレパートリーを充実させていってくださいね。
それでも疲れる日には、お弁当やお惣菜をぜひご活用ください!
書いた人