サヤ(新垣結衣)が移り住んだ「ささら駅」はどこ?映画『トワイライトささらさや』編〜Googleマップで見られる埼玉ロケ地特集

こんにちは! モリスギ!編集部のナナです。

今回は、2014年公開の映画『トワイライト ささらさや』をご紹介します。

にゃんこ
にゃんこ
ガッキーの初めてのママ役作品にゃ!
7年前も今も変わらず美しいガッキー…!
編集部ナナ
編集部ナナ

大好きな人と結婚して子どもが生まれ幸せの絶頂期の中、突然愛するパートナーを亡くしてしまったとしたら…。旅立ったパートナー、遺されたパートナーはどんな想いで過ごせばいいのでしょうか。

遺した妻が心配で成仏できない落語家の夫を大泉洋さん、愛する夫を亡くし悲しみに暮れつつも生後間もない我が子を抱えて懸命に生きようとする妻を新垣結衣さんが、心にじんわりと伝わる演技を披露します。

作品を観ると、身近にいる大切な人を思わずぎゅっと抱きしめたくなりますよ。

さっそく作品と埼玉ロケ地をチェックしていきましょう!

映画『トワイライトささらさや』はどんな作品?


(羊山公園から見た秩父の風景。※画像引用:photo-AC

映画『トワイライトささらさや』は、2014年11月8日に公開された劇場用作品です。

原作は、加納朋子さんによる小説『ささら さや』(幻冬舎文庫)です。公式サイトには、映画プロデューサーの石田雄二さんが公開年の9年前に小説を読み、笑いと切なさがさわやかな語り口で描かれることで深く心に残る作風に感銘を受け、ぜひ映画化したいと意気込んだと書かれています。
監督は、深川栄洋さん。2009年デビュー作品の『60歳のラブレター』がスマッシュヒット、『白夜行』(2011)、『神様のカルテ』(2011)の『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』(2020)、ドラマでは『にじいろカルテ』(2021)他多数の監督を務めています。


(※画像引用:photo-AC

ヒロイン・サヤを演じるのは、新垣結衣さん。両親を早くに亡くして天涯孤独の身、落語家のユウタロウと結婚・出産し幸せの絶頂の中、不慮の事故で夫を亡くす未亡人というとてもむずかしい役柄。柔らかいながらも芯のある女性を演じています。

主役“おもしろくない”落語家のユウタロウを演じるのは、大泉洋さん。客席で唯一笑ってくれていたサヤに一目惚れし結婚するが、不注意で交通事故に遭い亡くなってしまいます。サヤが心配で成仏できずにいる夫の姿が、悲観的でなくコミカルなので痛快。

さらに、サヤが生後まもない我が子と暮らすようになった「ささら町」。サヤを励まし支える町の人たちを、富司純子さん、波乃久里子さん、藤田弓子さん他大御所俳優が物語をぐっと引き締めます。

当作品のもうひとつの魅力が、ささら町の空撮風景。ジオラマのような、またミニチュアかと見紛う不思議な世界観を演出。絵本の中に入ったかのようなファンタジーワールドに誘ってくれ、不思議な世界にほんわか癒やし要素も。

ユウタロウ(大泉洋)の不器用な愛情の伝え方にクスッと笑い、お人好しでちょっと頼りないけれど我が子にひたむきな愛情を向けて強くなっていくサヤ(新垣結衣)が、家族愛の大切さを教えてくれます。


(c)2014『トワイライトささらさや』製作委員会

突然の事故で夫のユウタロウを亡くし、生後間もない息子を抱えて途方に暮れるサヤは、のどかだけれど、どこか不思議な町“ささら”で暮らすことになる。人を疑うことすらできない頼りないサヤが心配で心配で……ユウタロウは成仏できずにさまよい、時に他人の体に乗り移っては、サヤを助けに現れる。落語家の師匠、ささら駅の駅員、言葉を失った少年、旅館の女将――。お人好しで気弱なサヤは、ユウタロウと“ささら”の人々の優しさに支えられ、母親として強く成長してゆくのだが――。
(c)2014「トワイライト ささらさや」製作委員会
※文章引用:AmazonPrimeVideo

※以下、ロケ地紹介ではネタバレを含む表現があります。ストーリーの詳しい内容を知りたくない方は読みすすめるのをお控えください。

Googleマップで、映画『トワイライトささらさや』の埼玉県ロケ地をみてみる☆


(※画像引用:photo-AC

サヤがひとり息子とふたり暮らすことになる「ささら町」の舞台に、秩父市が採用されています。のどかでどこか懐かしい街並みが特徴ですね。

Googleマップ搭載、ストリートビューの使い方

Googleマップの「ストリートビュー機能」を使って、世界中の名所をめぐることができます。
使い方は簡単ですよ。

1.スマートフォンに「Google Maps」アプリをダウンロード
2.「Google Maps」アプリを開く
3.検索窓で目的地を検索
4.ヒットした地図の左下にある、反時計回りの矢印が書かれた小さな写真をタップ

この流れで、ストリートビューを楽しめます。
見たい景色を見るには、画面をスクロールしたり、拡大したりします。

地図上で見たい場所を長押しすると、赤いピンで指定されます。ストリートビューが見られる場所には小さな写真が左下に出現します。

さやが降り立つ「ささら」駅舎は、秩父鉄道の三峰口駅


(※画像引用:photo-AC

ユウタロウ(演:大泉洋)が交通事故死し、生後まもないユウスケとふたりで途方に暮れるサヤ(演:新垣結衣)。ユウタロウは、斎場で師匠(演:小松政夫)の体を借りてサヤに想いを伝えます。突然弔問に訪れた絶縁状態の父親からユウスケの存在を切り離すため、都心から逃げて離れたところで暮らすことをすすめます。

サヤの叔母が住んでいたという空き家に移り住むことになり、電車を乗り継いで「ささら町」に向かいます。

この「ささら駅」のロケ地は、秩父鉄道「三峰口駅」です。

ノスタルジックな駅舎が、ささら町ののどかさを物語っています。サヤの不安な気持ちをゆったりとした時間が流れる駅舎が慰めているかのようです。

三峰口駅の裏側には「SL転車台公園」があり、秩父鉄道の保有する貴重なSL車両が待機しています。電車好きにはテンションアップの場所となっていますよ。

<アクセス情報>
・施設名:秩父鉄道『三峰口駅』
・住所:埼玉県秩父市荒川白久

ユウスケが不意に連れ去られ、サヤや隣人たちがユウタロウの父親を追いかける路地の一部は、秩父神社裏の「黒船通り」

自社の跡継ぎにするためにユウスケを引き取りたいと願う、ユウタロウの父親(演:石橋凌)。未亡人のサヤがひとりだけで育てるのが不安でたまりません。

サヤがささら町にいることを突きつけたユウタロウの父親が、サヤを訪ねてきます。

初めて二人向き合い、ゆったりとした時間を過ごします。

“おじいちゃん”の顔をみせてユウタロウがよくやっていた“たかいたかい”をしてユウスケをあやすユウタロウの父親。その姿にユウタロウを重ねて安心したサヤは、お茶を淹れるために席を外します。

その隙をぬって、ユウタロウの父親はユウスケを連れ去ったのです。

青ざめたサヤはユウタロウの父親を全力で追いかけます。

そのシーンに登場する路地裏がある場所が、秩父神社裏の「黒船通り」でした。

公式サイトによると、ロケハンの際に実際に街並みを歩いて「ささら町」の雰囲気にぴったりくる場所を探したのだそうです。

路地裏の両脇にある建物(「秩父銘仙出張所二」)は、国登録有形文化財に指定されているとのこと。

バーチャルで秩父街歩きを楽しんだあとは、リアルにふらっと街歩きを堪能したいものですね。

<アクセス情報>
・施設名:黒船通り
・住所:埼玉県秩父市馬場町11ー5
※地図のポイントは、黒船通り内にある「そば処『入船』」をマークしています

まとめ

映画『トワイライトささらさや』の埼玉ロケ地、秩父市の「秩父鉄道・三峰口駅」、秩父神社裏手の「黒船通り」をご紹介しました。

個人的な話で恐縮なのですが、この映画を観る前日に夫婦喧嘩をしてしまいまして(汗)。「当たり前にある日常は、当たり前ではないからこそ、感謝の気持ちを伝えないといけないですね。生きているからこそ気持ちもすれ違う。そのための関係性を修復するための努力もそれぞれできると。ベストタイミングで夫婦がともに生きることについて、さまざま考えさせられました(笑)

ガッキー好きの方も、のどかな秩父の風景をミニチュアのような世界観で楽しみたい方も、そして家族愛を見つめ直したい方も。しっとりした秋の夜長にぜひご覧ください!

◆作品情報
映画『トワイライトささらさや』
公開日:2014年11月8日
出演:新垣結衣、大泉洋、中村蒼、福島リラ、つるの剛士、波乃久里子、藤田弓子、小松政夫、石橋凌、富司純子他
原作:『ささら さや』加納朋子(幻冬舎文庫)
主題歌:コブクロ『Twilight』(ワーナーミュージックジャパン)
監督:深川栄洋
脚本:山室有紀子、深川栄洋
エグゼグティブ・プロデューサー:問屋大輔
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
(c)2014『トワイライトささらさや』製作委員会
※公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/twilight-sasara/
※公式Twitter:https://twitter.com/twilight_sasara

◆配信動画サービス
AmazonPrimeVideo、Netflix他

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