【さいたま市】小松菜奈の通う高校の校舎は？映画『恋は雨上がりのように』編〜Googleマップで見られる埼玉ロケ地特集

こんにちは！　モリスギ！編集部のナナです。

今日は、2018年公開の映画『恋は雨上がりのように』のご紹介です。

ケガで夢を失った17歳の高校生と、夢を忘れてしまった45歳バツイチファミレス店長の、ちょっと切ない恋物語かつ青春成長ストーリー。

“人生の雨宿りの物語”とも題され、どの年代にも文字通りに足を止めて自分とゆっくり向き合う時間をそっとプレゼントしてくれます。

主演の小松菜奈さんのキリっとした高校生姿は、透明感があふれてキラキラまぶしく。大泉洋さんの冴えないけれど心優しいおじさん役にはほっこりさせられますよ。

出会いの大切さと、あきらめずに前に進む勇気をくれた良作品。それでは、映画『恋は雨上がりのように』と埼玉ロケ地をご紹介いたします！

映画『恋は雨上がりのように』はどんな作品？

映画『恋は雨上がりのように』は、2018年5月に公開された劇場用作品です。

原作は、眉月じゅんさんによる漫画（小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」）。2014年8月〜2016年から連載がはじまって以来、みずみずしくも胸キュンな内容に惹かれるファンが多数！

2015年にはコミックナタリー漫画大賞で第2位を受賞、2018年第63回「小学館漫画賞（一般向け部門）でも受賞し、多方面から高評価を得ている作品です。

2018年1月からはテレビアニメの放送も実現。そして、実写化の運びとなり、小松菜奈さんと大泉洋さんのキャスティングには多くの原作ファンも納得している様子で大成功をおさめました。

主人公の陸上部の元エース・橘あきら役の小松菜奈さんの透明度や繊細な感情の演技が飛び抜け、また大泉洋さんの冴えない店長役ながら、あきらと交流することで忘れかけていた熱意を思い出し前に進む様子には清々しさでいっぱいになりました。

主人公二人を通じて幅広い年代にエールを送ってくれ、111分があっという間に過ぎていきましたよ！

高校2年生の橘あきら（小松菜奈さん）。陸上部に所属しエース的な存在だったが、アキレス腱を損傷し部活を休むことに。夢を絶たれ失意の中のあきらは、病院帰りにファミリーレストランで雨宿りをして時間をつぶします。

そこで、出会った店長・近藤（大泉洋さん）の優しさが、あきらを癒やし近藤への好意を少しずつ募らせて行きます。

クールでまっすぐなあきらは、店長が45歳バツイチ子持ちと知るも、恋心を爆発させ告白。

近藤はあきらからの好意に戸惑いつつも、何もかも中途半端な自分をストレートに受け入れてくれるあきらの素直さに心を動かされていきます。

そして、あきらが陸上部で元エースだったがアキレス腱断裂で失意の中でもがいていることを知り、「ただのあきらめだとしたら、立ち止まったままに、なってしまうんじゃないかなあ」とそっと背中を押します。

そして近藤もまた、あきらの姿にかつての自分を重ね合わせ、作家を目指していた夢と向き合ってペンをとり原稿用紙に文字を走らせるのでした。

お互いを思いやる二人は、どうなっていくのでしょうか・・・？

前知識なく観始めた私は、17歳と45歳の年の差恋愛とは無理のある設定だなと思っていました。しかし、ストーリーが進んでいくうちに少女とおじさんの“再生”の話だと気づき、どんどん引き込まれていきました。

アラフォー編集部ナナにとって17歳のあきらは、こんな青春時代をやり直したいなと思ってしまうまぶしい存在。そして夢をあきらめた45歳バツイチファミレス店長の姿が、今の自分に見事に重なるのです。

近藤はカッコ悪さやふがいなさなどの弱さと向き合いながら、疎遠になっていた仲間と久しぶりに語らい、かつて持ち続けていた夢と再び向き合うことにします。その自然な流れがとてもよかったんですね。

いくつになっても少しの勇気を持つだけで前を向いてチャレンジできると、あきらと近藤から教わりました。

そして、家族や仲間というかけがえのない存在のパワーといったら。その時にかけてくれる言葉は確実に背中を押してくれます。

最後に、劇中のセリフで印象に残ったものをご紹介しますね。

若さってのは、時に乱暴で凶暴なものなんだ。
それでもその時に感じた感情というのは、いずれかけがえのない財産になる
by 近藤正己（大泉洋さん）

未練じゃない、執着だ
あきらめずにあがいて、前に進もうとするなら、それは執着というんだ
by 九条ちひろ（戸次重幸さん）

編集部ナナ
編集部ナナ
信じて見守ってくれる仲間を大事にしていきたいですね（泣）

心があらわれる映画になっています。ぜひご覧ください！

Googleマップで、映画『恋は雨上がりのように』の埼玉県ロケ地をみてみる☆


（※画像はイメージです）

映画『恋は雨上がりのように』では、埼玉県の３ヶ所でロケされています。

一つ目は、橘あきらが通う高校。校舎外観とグランドはさいたま市、教室や廊下などは比企郡小川町でのロケです。

二つ目は、45歳おじさんの近藤が住むアパートの建物が、東松山市にあります。

Googleマップ搭載、ストリートビューの使い方

Googleマップの「ストリートビュー機能」を使って、世界中の名所をめぐることができます。
使い方は簡単ですよ。

１．スマートフォンに「Google Maps」アプリをダウンロード
２．「Google Maps」アプリを開く
３．検索窓で目的地を検索
４．ヒットした地図の左下にある、反時計回りの矢印が書かれた小さな写真をタップ

この流れで、ストリートビューを楽しめます。
見たい景色を見るには、画面をスクロールしたり、拡大したりします。

地図上で見たい場所を長押しすると、赤いピンで指定されます。ストリートビューが見られる場所には小さな写真が左下に出現します。

橘あきらが通う高校の外観とグラウンドは「埼玉県立大宮工業高等高校」

映画冒頭のシーン。

ドローン空撮でピンクのラインが印象的な校舎が映し出され、教室で机に突っ伏して寝ている小松菜奈さんにフレームインしていくのがとても印象的で、THE・学園モノ！といったさわやかさの演出でした！

清涼飲料水のCMなのでは？というレベルの、さわやかな雰囲気。

ここは、埼玉県立大宮工業高等学校の校舎とグラウンドです。

当時の在校生たちは、小松菜奈さんが撮影に来る！とテンションMAXだったことでしょう！

青春映画のワンシーンとして、ピンクラインのある校舎がとても印象的でした！

Googleマップ掲載の写真でも、校舎の外観が確認できますよ！

もし聖地巡礼をする際は、学生や学校関係者のみなさんに迷惑にならないようにしてくださいね。

＜アクセス情報＞
・施設名：埼玉県立大宮工業高等学校
・住所：埼玉県さいたま市北区本郷町1970

橘あきらの通う高校の教室や廊下は、「旧上野台中学校」


（画像はイメージです）

教室や廊下のシーンは、埼玉県比企郡上野町の「旧上野台中学校」が使われています。

「旧」とついているので、残念ながら閉校してるんですね。

そして、この旧上野台中学校はドラマでも頻出しているロケ地なんですよ！

具体的には菅田将暉さん主演、日本テレビ系列で放送され社会現象にもなった日曜ドラマ「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」の校舎も、同じ旧上野台中学校なんですね。

学園モノの作品としては、欠かせないロケ地なのかもしれませんね！

今後のドラマや映画にも出てきそうな予感です。

＜アクセス情報＞
・施設名：旧上野台中学校
・住所：埼玉県比企郡小川町　町東小川2丁目

近藤の住む「ハピネスタカハシ」


（※画像はイメージです）

さえないおじさんフェミレス店長の近藤がひとりで住むアパート「コーポ白樺」。

部屋には、小説家を目指している近藤らしく純文学や小説などの本がたくさん積まれていましたね。

そして、映画後半では風邪で寝込む大泉洋さんのもとに、小松菜奈さんが泣き顔で訪ねてきて二人きりで語らうという重要なシーンもありました。特に“冷えピタ”のシーンは必見です！

そのアパートは、東松山市にある「ハピネスタカハシ」という建物です。

前面道路をクリックして建物を確認すると、1階にある「みそ汁専門店しるや」の緑色の印象深い看板が目に入ってきますよ！

地味ですが、大泉店長が住んでいる場所だ！とテンションが高くなってしまうロケ地です。

＜アクセス情報＞
・施設名：ハピネスタカハシ
・住所：埼玉県東松山市元宿1ｰ15ｰ10

まとめ

17歳と45歳による人生の雨宿りの物語、映画『恋は雨上がりのように』。

青春の甘酸っぱさと忘れかけていた夢にチャレンジすることの尊さを教えてくれる、まさに「雨上がり」の空気のようなさわやかな作品でした。

何かに挫折したら、少しやすんで違う景色を見て。待っている仲間の元でまたリトライすればいい。

何かにつまづいて後悔や未練を持ち続けたままだったら、しっかり自分の弱さと向き合って何度だってチャレンジすればいい。

誰もが青春真っ只中だと教えてくれる心あたたまる作品、ぜひ一度ご覧くださいね！

※参考サイト

・映画『恋は雨上がりのように』公式Webページ

・映画『恋は雨上がりのように』は、AmazonPrimeVideo、Netflix、Hulu、FODプレミアムなどの動画配信サービスで配信されています

モリスギ！を運営する（株）ラックでは、埼玉県の市町村にロケ弁を配送しています！

美味しくてボリュームたっぷり。エンタメ業界のいろいろな方に愛されてきた信頼と自信のロケ弁を埼玉県内の各ロケ地へと配達しています。 配達地域などの詳細は こちら


書いた人

  • ナナのイラスト ナナ編集部

    • 関連記事一覧

    nabe